2015年06月30日

オペラのあらすじ

今回出演するオペラのあらすじです。

私はプーランク作曲の「人間の声」に出演しますが、元々女性一人のために書かれたモノオペラで、内容もドラマティックな、そして女性の悲哀に満ちたオペラです。

オペラのあらすじ



メノッティ作曲「電話」とプーランク作曲「人間の声」
電話が織りなす二つの物語
2015年7月31日(金)午後7時開演


オペラ「電話」

登場人物:ルーシー(ソプラノ)/ベン(ルーシーのボーイフレンド、バリトン)

(あらすじ)
ルーシーのアパートにボーイフレンドのベンが訪れ、あと1時間で旅行へ行かなくてはならないのだが、その前にどうしてもルーシーに話したいことがあるという。ベンが話の前置きをしていると、電話がなる。ルーシーの女友達からである。彼女は楽しそうに電話をしている。
ようやく長電話が終わって、ベンが話を戻そうとすると、また電話がなる。今度はルーシーの男友達のジョージからである。どうやら電話で口論になっているしい。ベンは早く自分の話を聞いて欲しい、というが、ルーシーはどうしてもその前に電話したいことがあるといって、今度はパメラに電話をかける。この電話も長い。
ベンは時間が迫っているからもうここで話すのは無理だとあきらめ、荷物を持って出て行く。電話が終わり、ベンが帰ったことに気づいたルーシーは残念がる。
すると、また電話が鳴る。ベンが外の公衆電話からかけているのだった。彼の率直な「結婚してほしい」という言葉にルーシーは「もちろんよ」と答える。旅行の間は毎日電話する約束をして、二人は声をそろえてルーシーの電話番号を確認する。  
オペラのあらすじ


    
オペラ「人間の声」

登場人物:女性一人(ソプラノ)

(あらすじ)
恋人と別れたばかりの女性の寝室に電話がかかってくる。
1回目は間違い電話、2回目は混線している。3回目に恋人だった男性から電話が来る。彼女は彼に別れてから今までどうしていたか報告する。男性の置いて行った荷物をいつでも取りに来るようにという。別れた理由は自分の方にあるから気にすることはない、などと言っているうちに、別れた後精神が不安定なことを告白する。彼からの慰めの言葉に感謝しながらも、もう二度と元に戻ることはないと察する。別れた彼は他の女性と結婚することを知る。
彼女は気丈なふりをして話しているが耐えられなくなり、友人とも会わず心身ともにまいっている状態で睡眠薬に頼っていて、失恋のせいで自殺を考えていたことも告白する。彼女は寝る時は電話を抱えていたという。なぜなら、別れた恋人と自分をつなぎとめられるものは電話しかないから。
女性は「あなたの声を首に巻きつけたい」と言いながら彼に別れを告げる。

チケットお申込み・お問い合わせ:098-911-8436(平日10:00~21:00)沖縄オペラアカデミー
メール: info@ooa.or.jp

オペラ「電話」、「人間の声」詳細

webチケットお申込み右沖縄オペラアカデミー







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Posted by Masuko* at 21:44│Comments(0)オペラの話
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